小食;粗食のすすめ

 ○ 腹八分目は食べ過ぎ!人は腹六分目で十分であること。

○ 「 一日3食のうち2食は自分の為、1食は医者の為 」と云う古くからのことわざ
○ 一日3食から2食に減らす時、朝食を抜くことが何故健康に良いのか
 上のことを信頼している方(18歳の時に子宮癌に罹患。医師からは全摘手術を提示されるが拒否し、自ら学びそして寛解、その後出産。今は小学生の子を持つ母親)から、令和元年729日に学び翌730日から、毎日朝食を抜き一日2食の生活を送っています。

 

夜の会食などが無く自防で過ごす普段は18時には夕食を済ませ、翌日11時に昼食を摂るまでの17時間は水・緑茶以外は摂取しない(16時間、何も食べなければ体を動かさなくても痩せていく)生活です。

 学校や病院では一日3食きちんと摂ることを推奨しているし、とりわけ朝食をしっかり食べることでその日の活力が生まれるかのように刷り込まれてきたが、朝食抜きを実践してみて午前中動けないなんてことは全く無く、真夏には草刈り作業で二時間余り刈払機を左右に振り続け汗だくになっても、またパソコン作業に没頭していても腹はグーグー鳴るが、その空腹の状態の時に体の免疫細胞( 主にマクロファージが癌細胞などの異物を包み込み無毒化 )がさらに活性化している事も知ったので苦ではないし、そもそも頭か体かを動かしている時は食欲をさほど感じないです。

 

秋のある日の午前中も境内に落ちた枯れ枝・葉を熊手で集め合間合間にオンコの実を口に含み、ほんの少しの甘みと水分補給をし、また昼食と夕食の間には集めたクルミを割って間食しています。オンコの実もクルミも100%天然の恵み(無農薬、科学肥料も使っていない、遺伝子組換えではない)なので、さらに免疫力は高まります。

 

それまで毎朝7時ころから10分ほどかけて朝食を摂っていました。食後には本尊から下げた茶を飲んだり、無用なテレビ番組を観たりと、また今思うと食後は眠さまでではないがけだるさもあり、怠惰な時間を過ごしてしまっていました。朝食抜きを始めてからはその時間に草取り・草刈り・落ち葉集め・雪かきを終えてしまうことができるので、一日の間で一時間半は余裕ができた実感があり生活自体が本当に楽に、そして豊かになりました。

 

私は最初の二週間は空腹感と格闘していましたが、その後は苦なく実践できています。

人は三週間同じことを続けると、習慣になると言われているので是非試してみて下さい。

 

令和元年1228日 副住職 小野光恵